【大人の初心者がバイオリンを始めるメリット&デメリット】気になる難易度は?
大人の初心者がバイオリンを習うメリット・デメリット・難易度をチェック
「バイオリンを習ってみたいけど、大人が初心者から習い始めても上達できる?」
「初心者向けのサックス教室の選び方のポイントは?」
今回はそんな疑問をお持ちの方に向けて、バイオリンの魅力や大人の初心者が始める場合の難易度、バイオリン教室の選び方などについてご紹介したいと思います。
この記事の目次
バイオリンの魅力
音色も見た目も美しく華やかさも際立つバイオリンは、弦楽器の中でも花形といえる楽器です。
バイオリンの魅力はなんといっても独特の深みがある美しい音色ですよね。
バイオリンの演奏を聴いて、その音色の美しさにうっとりと魅せられてしまったという方は多いと思います。
また、弾いている姿も優雅で美しくて、絵になりますよね。
こちらの動画の曲「タイスの瞑想曲」は、オペラで有名なフランスの作曲家、マスネが作曲した歌劇「タイス」の中の間奏曲です。
原曲はオーケストラとバイオリンにコーラスの構成ですが、バイオリン独奏曲としても有名です。
バイオリンの難易度は?
バイオリンは一般的に難しい楽器だと言われていて、人前で演奏できるレベルになるまでには5年以上はかかるとも言われています。
たしかに、バイオリンは鍵盤を叩けば決まった音が出るピアノとは違って、弦を押さえる部分が少しずれるだけで音程が狂ってしまうので、ピアノと比べると正確な音程で演奏するのは難しいです。
「バイオリンは絶対音感がないと弾けないのでは?」と思っている方もいらっしゃるようですが、注意深く音を聞き取ることができれば絶対音感がなくても演奏はできると思います。
バイオリンは、トランペットのような管楽器のように音を出すまでに時間がかかるわけではなく、初心者でもすぐに音を出すことは可能です。
ピアノ、バイオリン、トランペットの3つの楽器を経験している私の個人的な意見としては、初心者にとってバイオリンはピアノよりは難易度が高いと思いますが、まともに音が出るようになるまでかなり時間がかかるトランペットよりは難易度が低いと思います。
ただし、どの楽器もとても奥深いので、プロの領域まで極めるまでの難易度は、正直、どの楽器も同じくらい難しいのではないかと思います。
大人の初心者がバイオリンを始めるメリット
理解力がある分、上達が早い
バイオリンは子どものうちから始めた方が有利だと言われる楽器ですが、大人になってから始めるメリットもあります。
大人の方が講師の方の説明の意味をきちんと理解して、意識的に指示に従えるため、基本的な上達は早いと思います。
また、親の希望でバイオリンを習わされている子どもより、バイオリンやクラシック音楽が好きで自らの意思で始めた大人の方が、楽しんで練習できる分、上達は早いでしょう。
実は私も先ほどご紹介した「タイスの瞑想曲」が弾きたくて、子供の頃にイヤイヤ習わされていたバイオリンを大人になってから再開して、一生懸命練習したことがあります。
「いつか絶対弾けるようになりたい!」と強く思える憧れの曲や大好きな曲があると、モチベーションが上がり、練習を楽しむことができるので、上達も早くなると思います。
バイオリンには消音器(サイレンサー/1,000円程)という器具をつけることができますので、自宅で練習が可能なのも嬉しいポイントですね。
楽器を買い替えなくていいため経済的
子どもの頃からバイオリンを習うと、体の成長に合わせて楽器を買い換えていく必要がありますが、大人はその必要はありませんので経済的です。
バイオリンとともに弓も変えていかなければいけないので大変ですが、大人は一回買ってしまえばずっと使えます。
大人の初心者がバイオリンを始めるデメリット
子どもの頃から始めている人にはかなわない
子どもの頃から、しっかりとバイオリンを習っている人にかなわないというのは、どうしようもないことです。
子ども頃からバイオリンを習うと絶対音感が身につくと言われていますが、大人から始めた場合は難しいですし、プロのバイオリニストを目指すようなことはまず無理でしょう。
楽器が高い
ストラディバリウスのような何億もするようなものは例外的ですが、バイオリンはやはり他の楽器に比べると高価です。
音大生の場合、数百万の楽器を持っているのが普通だと言われています。
ただし、最近は手頃な価格で美しい音色のバイオリンは手に入りますので、最初から高価なものを買う必要はありません。
基礎的な練習が大変
バイオリンは習い始めてすぐに曲を弾くという訳にはいきません。
基本的な音の出し方・持ち方を最初にきちんと身につけることが大切です。
持ち方やボーイング等の基礎的な練習をしっかりやらなければいけないため、途中でイヤになって挫折してしまうこともあるかもしれません。
初心者のためのバイオリン教室の選び方
大人の初心者の習い事として、メリット・デメリットありますが、バイオリンはとても魅力的な楽器です。
バイオリンに憧れていて、弾けるようになりたいと本気で思っているなら、必ず上達できますし、習う価値は十分にあると思います。
初心者がバイオリンを弾けるようになるためには、教室選びが大切です。
バイオリンや弓の持ち方、調弦(チューニング)のやり方、基本的な弾き方、ヴィブラートのかけかたなど、基本的なことをしっかり丁寧に指導してくれる講師を探しましょう。
バイオリンは基本的にマンツーマンのレッスンになりますので、講師の方との相性も大切です。
できれば体験レッスンを受けたり見学したりして、どのように教えてもらえるのかをしっかり自分の目で確認してから始めることをおすすめします。
入会すると無料でプレゼントしてもらえるバイオリンは、ストラディバリウスやガリネリなどバイオリンの聖地に工房を構える有名職人「フェルナンド・サルバトーレ・リマ」が監修した本格的なバイオリンです。
「EYS音楽教室」は都内だけではなく、新潟、名古屋、大阪、京都にも教室があります。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回はバイオリンの魅力や大人の初心者が始める場合の難易度、バイオリン教室の選び方などについてご紹介しました。
バイオリンは決して簡単な楽器ではありませんが、弦楽器の花形ともいえる奥深さと華やかさを兼ね備えた魅力的な楽器です。
「バイオリンを弾いてみたい!」「弾けるようになりたい曲がある」という方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?