• 2020.03.12

新型コロナウィルス対策で習い事やスポーツジムは休むべき?危険度が高い習い事の種類は?

「新型コロナウィルス感染を避けるためには、習い事は休むべき?」

「習い事の種類によって、コロナに感染するリスクは違うの?」

そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

最近は全国でオミクロン株が急速に広がり、医療崩壊状態に陥っている地域も増えているという状況の中、習い事を休むべきか悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。

今回は、新型コロナウィルスに感染するリスクが高い習い事の種類、感染が確認された習い事、習い事やジム通いを自粛した場合の補償、習い事に通う場合のコロナ対策、感染リスクを避けて自宅でできる習い事などをご紹介します。

新型コロナウィルスに感染するリスクが高い習い事の種類

新型コロナウィルスの習い事への影響

世界中に感染が拡大している新型コロナウィルスに感染しないために、できるかぎり外出を控えるようにしているという方もいらっしゃるかと思います。

感染予防のためには習い事もお休みした方がよさそうですが、月謝を払っているのに休むのはもったいないですよね。

習い事には、実際どの程度の感染リスクがあるのでしょうか?

新型コロナウィルスの感染リスクは習い事の種類によって異なります。

ライブハウスのような屋内の閉鎖的な空間で、人と人が至近距離で一定時間以上一緒に過ごすと、クラスターと呼ばれる集団感染が発生するリスクが高いと言われています。

そのため、感染リスクを避けるためには、3つの密(密閉・密集・密接)を避けて、ソーシャルディスタンスを保つことが大切だとされています。

また、声を出すことによって飛沫感染が起きるリスクもあります。

習い事でいうと、英会話教室、暗闇フィットネス、ゴスペル教室などは感染のリスクが高いといえるかもしれません。

ホットヨガも密閉空間で行われるため感染リスクが高そうですが、米国のアレルギー感染症研究所や国立衛生研究所等の委託により行われた「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)媒介物報告書」によると、新型コロナウィルスは湿度に弱いという弱点があるそうです。

ホットヨガのスタジオは湿度が55%という高さにキープされているので、新型コロナウィルスの活動が弱まる可能性が高いのではないでしょうか。

また、テニススクールや乗馬教室など屋外で人と至近距離で接することが少ない習い事も感染リスクは低いかもしれません。

感染が確認された習い事

実際に、習い事やスポーツジムでのコロナウィルスの感染事例も報告されています。

2020年2月29日には、新潟県内で判明した5人の新型コロナウィルス感染者が、全員、新潟市中央区の卓球スクールの会員だったという報道がありました。

感染者がつばや汗をタオルで拭き、このタオルで拭いた手で球をサーブすれば、接触感染が起きる可能性もあるそうです。

また、2020年3月1日には、大手ホットヨガスクール「LAVA」に通う神奈川県在住の50代の女性が、新型コロナウイルスに感染しているという報道がありました。

この女性は2020年2月14日に頭痛や味覚障害の症状を訴えて医療機関を受診していて、この前後の13日と22日に「LAVA」を利用したとのこと。

この女性が通っていた「LAVA」の鎌倉店では3月1日~7日まで臨時休業にして、消毒作業などの感染予防対策を行ったそうです。

習い事やジム通いを自粛した場合の補償

2020年に緊急事態宣言が発令された際は自主的に休業していた施設も多くありましたが、現在はほとんどの施設が感染対策を行った上で営業しているのではないでしょうか。

休業が長引けば経済的なダメージも大きく、経営破綻に陥るリスクもあるからです。

ただし、希望者に対しては特別な休会措置などを取るという方針を示している教室やジムも多いです。

通常は月2回までしか私用欠席による振替ができないシステムになっているけれど、新型コロナウィルスの感染が不安な方のために、全回分、翌月以降に振替が可能という措置をとっている教室もあります。

現時点ではそのような措置が取られていなかったとしても、利用者の希望に応じて措置を取ることが検討される場合もあるかと思います。

コロナ感染を避けるために習い事やジム通いをしばらくの間自粛したいという方は、教室やジムに問い合わせてみることをおすすめします。

習い事に通う場合のコロナ対策

新型コロナウィルスに感染したくないけれど、習い事は今まで通り続けたいという方に向けて、感染予防策をまとめてみました。

基本的な予防策はこまめな手洗い

世界保健機関(WHO)は新型コロナウィルスの感染リスク低下のための行動として以下の点を推奨しています。

  • 目、鼻、口を触らない
  • アルコール洗浄剤か石けんを使用し、こまめに手を洗う

手洗いは接触感染を防ぐための基本的な対策です。できるかぎり、こまめに実践するように心がけましょう。

「なんだ、手洗いか・・・」と思われるかもしれませんが、実際、新型コロナウィルスの患者数が急増しているアメリカのニューヨークの最前線で日々、患者に対応しているデビット・プライス(David Price)医師によると、以下の2点を徹底すれば感染を99%予防できるとのことです。

  1. 手洗いを徹底して、常に手を清潔にする
  2. 手で顔を触らない

新型コロナウィルスの感染経路は、ほとんどが手から顔(目、鼻、口など粘膜)なので、手洗いを徹底して、顔に触らないようにすることが一番の予防法だそうです。

日々、新型コロナウィルスの患者に接している医師の言葉なので、説得力がありますよね。

免疫力強化に役立つビタミンC

新型コロナウィルスに感染しても、重症化することなく完治するケースも多数報告されています。

重症化を避けるためには免疫力を強化することが大切です。

免疫力を強化する栄養素の代表格と言えば、ビタミンCです。

ビタミンCが多く含まれる果物やビタミンCのサプリメント等を摂取して、しっかり補給しておくとよいでしょう。

ウィルス撃退に役立つはちみつ&バター

2020年3月10日放送の『林修の今でしょ!講座 3時間SP』(テレビ朝日系)では、コロナウィルス撃退に効果的な食材として、はちみつとバターが紹介されていました。

はちみつに含まれるポリフェノールの一種のフラボノイドには、インフルエンザや新型コロナなどのウィルスの遺伝子を破壊するパワーがあるそうです。

はちみつは酢と生姜と組み合わせるとさらにウィルス撃退パワーがアップするそうです。

はちみつにはたくさん種類がありますが、その中でも、マヌカハニーはウィルス撃退パワーが普通のはちみつの約8倍もあるとか。

マヌカハニーよりも安価で、ウィルス撃退パワーが強力なはちみつの種類として、そばハチミツも紹介されていました。そばはちみつは鉄分が普通のはちみつの約5倍も含まれているそうです。

また、バターは牛乳を凝縮しているため、ウィルスを撃退するビタミンAが牛乳の約13倍含まれていて、魚と一緒に摂取すると脳の認知機能も高めてくれる効果も期待できるとか。

番組では、炒めた野菜の上に鮭をのせて、仕上げにバターを乗せるというおいしそうな料理が紹介されていました。

万一、コロナウィルスに感染しても体内でウィルスを撃退するためには、はちみつとバターを日常の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

感染リスクを避けて自宅でできる習い事

できるかぎり感染リスクを避けたいという方におすすめの自宅でできる習い事をご紹介します。

自宅でインストラクターの指導を受けられるフィットネス・SOELU

SOELUは身近にあるスマートフォンなどを使って、自宅からビデオ通話で先生と繋がってレッスンを行うフィットネスサービスです。

ヨガ、ピラティス、部位別のトレーニング、バレエエクササイズなど、多彩なレッスンを早朝から深夜まで月6千レッスン以上開講しています。

自宅でいつでも好きな時に、全国から選りすぐりのインストラクターから、直接本格的な指導を受けられるため、Youtube動画やDVDだと中々続かないけれど、しっかり指導してもらえるから続けられたという声も多いようです。

指導を受けるのに抵抗がある場合は、自分を映さずにレッスンを受けられる「プライバシーモード」を選ぶこともできます。

SOELUでは、2022年2月末まで、14日間100円でレッスンが受けられるキャンペーンを実施中です。

詳しく知りたい方は公式サイトをチェックしてみてください。

チェック⇒通わないフィットネススタジオSOELU

こちらの記事では、感染のリスクを避けて自宅で受けられるオンラインレッスンをまとめてご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

チェック⇒自宅でできる習い事・大人の女性向けオンラインレッスン5選

まとめ



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今回は、新型コロナウィルスに感染するリスクが高い習い事の種類、習い事に通う場合のコロナ対策、感染リスクを避けて自宅でできる習い事などをご紹介しました。

WHOが「パンデミック(世界的な大流行)」と表明し、世界的な感染拡大が続く新型コロナウィルスは、終息の目処が立つまでにはまだ時間がかかりそうです。

その間、習い事を休んで自宅でできる習い事に切り替えるというのも賢い選択かもしれません。

リスクを恐れずに習い事に通うという方は、できるかぎりしっかり感染予防対策を行うよう心がけていただければと思います。